2014年12月30日火曜日

不味いは見て解るもの、おいしいは食べて伝わるもの

決して背伸びしない。しかし「身の丈にあった」という言葉が嫌いな私です。
強い意思や思い、緊張感、そうした内面に向けた努力が人の立ち姿を美しくするのではないでしょうか。

料理においてもそうです。
美しく作ろうと形だけ囚われたものは食べなくても味は知れています。
きちんと作られたものはメニューを書く人や料理人の表現が伝わってきます。
それは内からにじみ出てくるものです。

素材やプロセスを知ることもこれからいただく物にとって大切な事ではあるのですが、メニューに書いたり、実際に説明したり、時に自ら料理に携わってもらったにしても食べる時には全て飛んでしまっているものです。
それはむしろ、食べ物にとって最も大事なことは「おいしい」。ということだ。を物語っています。
そしてその「おいしい」とは何か?
これはいくら説明しても無理なことです。料理はやはり食べ物。食べて初めて伝わるのです。

https://farm8.staticflickr.com/7533/15956791987_11a803b04d.jpg

0 件のコメント:

コメントを投稿