料理が下手と感じている人はいませんか?
もしかして、センスが無いんじゃないのか?とか。
いえ、料理の基本は舌(味覚)ですから、誰もが平均的な感覚は持っているし、そう思っているあなただけが劣っているなんてことはありません。
ただ、感性は内から現れるものですから、絵や音楽を聞いて感動したり、美しいなぁと思ったりを養うと同じように、口に運ぶ物は良いものを選ぶべきです。
何が良いものか?答えの一つは「自然である」ということです。
ここにある食べ物がどうやって、何から出来ているか解らないものは自然かどうかを自分の責任で確かめる事ができません。家族に食べてもらうのをためらうのが普通です。
信頼のおける人が作ったものを食べるのもいいかもしれませんが、そんなことよりも自分で作ることです。
自分で作ると、今食べたものが何がどれだけ入ったかが解ります。そして徐々に求めて食べるものが自然かどうかが解るようになります。
自分で作るものは料理ばかりではありません。
道具だって、食する環境だって自分が作るんです。
それによって何が美味しいかが解るようになり、なぜ自然が大切か、偉大かが解るようになります。
そしてそのための努力をしなくても自然とある所に導かれて行くものだと思います。
人工的なものが駄目だとか、機械生産が悪いとか言っている訳ではありません。
自分のモノサシで選べるように、食べ物を考えて口に運ぼうということです。
本日のワークショップは偶然居合わせた日本の各地のかたと、友人、お世話になったかた、いくつかの家族が一緒になって、猛暑の妙高で思い出深いランチを刻みました。
私はずっと前からこの日に自作のタンドリーを持ち込もうと決めていました。
どれくらい前かな?・・・(笑)
メニュー(手前から反時計回り):タンドリー料理/ナン、チキン、村シェフのシークケバブ・プローンマサラ(エビとひよこ豆のカレー)・パラクマサラ(ほうれん草のカレー)・野菜サラダ・冷たいチャイ
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